葉酸サプリメントは、妊娠初期のみに摂取する栄養素と考えている方も多く、妊娠中期になると推奨もされなくなるため、積極的に摂取しなくなってしまいます。しかし、実際には、葉酸は妊活中から妊娠初期、妊娠後期から出産後にいたるまで、母親の体に必要なサプリメントとなっています。
無添加が安心は嘘？
妊娠中の妊婦はもちろん、出産後の母親にも良いとされているため、葉酸サプリメントは妊活中から出産後までの、多くの女性に活用されています。
葉酸サプリメントには、天然葉酸と合成葉酸がありますが、合成葉酸だからといって、体に悪いわけではありません。
実際に、厚生労働省が推奨している葉酸サプリは、合成葉酸となっていますので、天然葉酸だからといって、必ず良いとは言えないようです。
無添加ならば問題がないのかというと、そうではありません。無添加と記載されているサプリメントは、全て不純物が取り除かれているかといえば、そんなことはありません。
着色料のみ無添加となっている場合でも、無添加と表示されているサプリメントは多く販売されています。防腐剤のみが無添加でも、同様に販売されています。
無添加と表示されていても、無害ではないことが分かりますが、しかし一方で、添加物が全て有害かというと、そうでもありません。
大切なのは、記載されている表示成分のものが、ちゃんと配合されているどうかになります。
葉酸サプリの選び方
葉酸サプリを購入する場合、やはり少しでも体に安心なものを購入したいと思うものです。しかし、どの葉酸サプリが安心で、どの葉酸サプリが悪いというのは、なかなか見た目だけでは、判別しづらいものではないでしょうか。
葉酸サプリを選ぶ場合、有名メーカーのものなら安心と思ってしまう方も多いようです。しかし、本当に安心だとは言い切れません。
有名メーカーの場合、他に有名な製品があったとしても、葉酸サプリの品質が保証されているわけではありません。
有名メーカーの葉酸サプリは、最低限の品質は保たれていると考えられますが、高品質であるかどうかは疑問です。
というのも、有名メーカーの場合、商品にコストをかけるよりも、商品を販売するための販促費にコストをかけるため、必然的に商品品質は低くなってしまいます。
どこのメーカーよりも、宣伝力はあるため、ユーザーからの信頼度は高いものの、品質に対するこだわりがあるかどうかは不明です。
毎日のように、テレビコマーシャルなどで、高品質のものだと宣伝されると、つい信用してしまいがちですが、実際のところは不明です。
メーカー名よりも、表示されている成分が、きちんと配合されているか否かが大切になってきます。
