妊娠後期には飲みやすさを重視したサプリの選択を

妊娠8ヶ月目から10ヶ月目の妊娠後期になってくると、お腹も大きくなり、赤ちゃんの動きも活発になってきます。陸かが重くなってくるので、動くのが面倒に感じたり、寝苦しくなってくることもあります。

妊娠後期の症状

妊娠後期になると、お腹がさらに大きくなり、体のバランスがとりづらくなってきます。お腹に重さがあるので、バランスがとりにくくなってくるのです。
そのため、なるべくゆっくりあせらず動くということを、心がけるようにしなければなりません。

子宮が上に持ち上げられてくるため、常に胃がもたれてしまったり、ムカムカする症状も現れます。あまり多くは食べられなくなるため、つわりのときのように、少しずつ食べられる量を摂取していくようにしましょう。

妊娠後期といえども、必要となる栄養素は、妊娠初期や中期と変わりません。妊婦に必要な葉酸は、必ず摂取するようにしましょう。
つわりのときのように、あまり食べられない症状が続く場合は、葉酸やカルシウムなどといった、妊婦に必要不可欠とされる栄養素は、サプリメントで補うようにしましょう。

また、大きくなったお腹は、膀胱も圧迫してきます。そのため、頻尿や尿漏れなどの症状が起きてしまうこともあるようです。10ヶ月目に突入すると、赤ちゃんが骨盤の中に入ってくるので、胃や肺への圧迫は小さくなります。
妊娠後期に入ったら、いつ出産が始まるか分かりませんので、早めに入院の手続きや、出産準備をしておくことにしましょう。

妊娠後期も葉酸は必須の栄養素です

妊娠後期といえども、葉酸は妊婦さんには必要な栄養素となってきます。妊娠中は赤ちゃんに酵素や栄養を送るので、とても貧血になりやすいとされています。
そのため、貧血を予防する意味でも、妊娠後期の妊婦さんの葉酸の摂取は必要だとされています。妊娠後期は、なるべく食事から葉酸を摂取するのが理想的だとされており、他の栄養素と一緒に、バランスよく摂取することが良いでしょう。

妊娠後期になると、胃が圧迫されて、食欲が落ちてしまう症状が現れます。そうなると、なかなか食事では、一日に必要量の葉酸を摂取するのが難しくなってきます。
そうなった場合、葉酸サプリメントで、一日に摂取しきれなかった分の葉酸を摂取すると良いでしょう。

妊娠中の葉酸サプリメントの摂取は、厚生労働省も推奨しており、合成葉酸のプテロイルモノグルタミン酸型の葉酸サプリの摂取をすすめています。
葉酸サプリ購入する場合は、モノグルタミン酸型かポリグルタミン酸型かをチェックするようにしましょう。
メーカーによっては、低品質の葉酸サプリを販売していることもありますので、購入前に必ず確認するようにしましょう。

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