葉酸を必要とするのは、何も妊婦さんだけではありません。妊活中の女性も妊娠に備えて、葉酸は摂取しておいたほうが良いとされています。遅くとも妊娠する1カ月くらい前から摂取しておくのが理想的だとされています。
妊活中から摂取しておいたほうが良い葉酸
最近は30代や40代で結婚するカップルも増えています。そのため、高齢化出産や不妊で悩む夫婦は少なくありません。
最近ではメディアで不妊や高齢化出産に関する対策や、情報などもとりあげられているため、以前よりは妊活に真剣に取り組む女性も多くなりました。
妊活中の女性は、いつ妊娠してもいいように、少しでも良い母体環境を作っておく必要があります。そのためにも葉酸を積極的に摂取している方も、多いのではないでしょうか。
栄養バランスのとれた食事というのは、妊婦だけでなく、もちろん妊活中の女性にも必要なことになります。
妊活中の女性は、妊婦と同じように、一日400マイクログラムの葉酸を摂取したほうが良いとされています。しかし、いくらバランスの良い食事をとってみても、一日に必要な葉酸は、食事では摂取しきれないと言われています。
そのため、妊活中の女性の場合、摂取しきれない葉酸は、サプリメントなどで補ってあげる必要があります。
食事で摂取できない葉酸はサプリメントで
妊活とひと言でいっても、葉酸を飲む以外には、どういう活動をすれば良いのでしょうか。
妊活は妊娠しやすい体づくりをするための活動になるため、基本的には規則正しい生活を心掛けることと、母親になるための前知識などを取得します。
妊娠しやすい体を作るためには、まず基礎体温をはかることが大切になります。自分の排卵周期をしっておくことで、いつ妊娠しやすいのかを知ることができます。
妊活中は規則正しい食生活を心掛けることが必要です。一日三食の食事を、栄養バランス良くとることが必要です。
食事で摂取しきれない葉酸は、サプリメントで代用します。妊娠初期は胎児が細胞分裂を活発に行うため、妊娠前から葉酸を摂取していることが理想とされています。海外では葉酸サプリメントの摂取を推奨している国もあるようです。
他にも妊活中には、適度な運動を心掛けなければなりません。体を積極的に動かすことで、体内の血行が促進されるため、体の冷えを改善してくれるようになります。
体が冷えすぎてしまうと、血行を悪くしてしまう原因となってしまうため、妊活中は意識的に、冷え対策をしておいたほうが良いでしょう。
エアコンはもちろん、冷たい飲み物なども避けておいたほうが良いでしょう。
