「そろそろ子どもが欲しいなあ」と思ったら早速始めたい妊活。妊活は、相手は未定でも妊娠に関する情報収集から、実際、妊娠に結び付く行動など、幅広い妊娠のための活動です。
葉酸サプリで妊娠しやすい体になろう
妊活を始めると分かるのが、赤ちゃんは簡単に授かれるものではないということ。「できちゃった~」といともたやすく妊娠する人もいれば、不妊治療を受けてもなかなか赤ちゃんに恵まれない人もいます。
妊娠は、男女ともに赤ちゃんを望むだけでなく、それぞれの健康状態が非常に大切になります。難しいのは、妊娠に求められているのが、見た目や自覚している健康状態ではなく、身体の根幹にかかわるもっと深い意味での健康だということです。そこには、健康診断の数値に含まれない健康状態も含まれます。
例えば、体の冷え。健康診断の数値にはなかなか現れません。自覚していない人もいます。しかし、妊娠・出産では、不妊、流産・早産・難産など妊娠の通期において、冷えの影響が出ると言われています。
体の老化もそうです。元気なお年寄りが増えた今、30代半ばで高齢を意識する人は少ないことと思います。しかし、生殖という点からすると30代半ばは生殖機能が衰えはじめ、卵子や精子が老化し妊娠しにくく、妊娠トラブルや胎児のトラブルも増えてきます。今の結婚平均年齢は妊娠適齢期から考えるとやや遅く、体の老化が始まっていますので、注意したいところです。
もしかして、妊娠できないかもしれないと不安に思った方に、おすすめのサプリメントがあります。それが葉酸。葉酸は妊娠してから順調な妊娠の継続をサポートしてくれるほか、妊娠する前の体質改善にも一役買ってくれる成分です。
ポイントは細胞分裂に関係し、元気な卵子や精子を作るサポートをしてくれること。特に年齢が上がると精子の奇形や胎児の染色体異常などが増える傾向にあります。葉酸は正確な遺伝情報の伝達にかかわっているので、これらを予防してくれると考えられます。
その他、葉酸は赤血球を作るのに作用し、貧血予防や子宮粘膜の増強、子宮周辺の血流アップにつながり、流産なども予防してくれると言われています。
葉酸サプリには様々な種類がありますが、どのような基準で選ぶのが良いのでしょうか?
葉酸サプリはここをチェック!
葉酸は、食品から摂るのもいいですが吸収効率が良くないので、人工的に作られた合成葉酸の方が推奨されています。合成葉酸の摂取方法はサプリメントが基本。数多くある葉酸サプリをどのようにして選んだらよいでしょうか。妊活における葉酸サプリの選び方として、以下の3つは押さえるようにしましょう。
・妊娠するために推奨されている、1日あたり400㎍を含んでいること
・天然葉酸ではなく、合成葉酸であること
・葉酸のみより、葉酸とともに働くビタミンB12を一緒に含んでいること
あくまでこれは妊活中のポイントで、妊娠中はさらに添加物や含有している他の栄養素なども注意しなければなりません。