赤ちゃんの成長と妊娠週数

妊娠を計画してみても、妊娠初期がいつ頃になるのか、赤ちゃんがどれぐらい育っているのか、なかなか分からないものですよね。妊娠してからトラブルが起きないように、事前から妊娠週数や赤ちゃんの成長について、しっておきたいものです。

赤ちゃんの妊娠の週数

妊娠期間は妊娠初期と妊娠中期、それに妊娠後期といった3つの期間に分類されています。
各3カ月ごとで分類されており、妊娠初期は妊娠4週目から妊娠15週目にあたります。妊娠2カ月目から4カ月目で分類されています。

妊娠2カ月目の赤ちゃんはまだまだ0.3ミリメートルから2ミリメートル前後の小ささで、3胚葉が形成される次期になります。
しかし、妊娠4カ月目ともなると、赤ちゃんは80ミリメートルから93ミリメートルの大きさまで成長し、体重は25グラム前後になります。

このころになると、首が発達してきて、どんどん長くなってきます。胎盤が完成するに近づくと、赤ちゃんの体は、生まれてくる体の比率へと近づいていきます。
器官も発達してくることで、心臓がどんどん活発になっていきます。筋肉がつき、皮膚も厚く成り始め、産毛も生えてくる頃になります。

こうして徐々に赤ちゃんは、妊娠後期まで成長を続け、出産とともに、元気な産声をあげることになるのです。
赤ちゃんが無事、出産するまで、日頃からバランスの良い食事をとりながら、葉酸を摂取していくように、努力したいものです。
不足している葉酸は、葉酸サプリメントから摂取するように心がけると良いでしょう。

妊娠発覚直後から摂取が必要な葉酸

出産する場合、赤ちゃんに必要となる栄養素の、葉酸サプリメントをなるべく摂取するようにしたいものです。
日頃の食生活だけでは、一日に必要となる葉酸を摂取しきれないため、合成葉酸サプリメントで、不足分を摂取するよう、産婦人科でも推奨されることでしょう。

妊娠初期に積極的に摂取されるよう、すすめられますが、実際のところ、葉酸が一番必要な時期は妊娠発覚直後から、妊娠4週目までとされています。
妊娠初期は妊娠4週目からで、妊娠2カ月にあたりますが、このころから葉酸を摂取しても、既に遅いのです。

妊娠直後は受精卵が細胞分裂を繰り返しながら、赤ちゃんへ成長していきますが、この細胞分裂が活発になる、この時期こそ、体内で多くの葉酸が必要となります。
葉酸は細胞分裂を活発にする栄養素のため、この時期にはいつもより多めの葉酸を摂取してあげる必要があります。

成人が必要とする一日の葉酸量は240マイクログラムですが、妊婦の必要摂取量は400マイクログラムとされており、妊娠が発覚した直後から妊娠4週目までが、一番葉酸を必要としているのです。

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